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    (最終更新日:2024-11-14 10:43:22)
  サトウ マリコ   SATO Mariko
  佐藤 眞理子
   所属   和光大学  表現学部 総合文化学科
   職種   准教授
研究業績
■ 著書・論文歴
1. 2024 著書  『英語学論説資料集 第65巻』 論説資料保存会編  (共著) 
2. 2024 著書  『英語力格差の諸相:リメディアル英語教育から見た初等・中等教育の課題』   (単著) 
3. 2024 論文  「機械翻訳と共存する英語教育―抵抗感と学習意義の変容についての分析―」 『リメディアル教育研究』 18,81-90頁 (単著) 
4. 2024 論文  「英語力格差解消を目指す「宿題」のあり方についての検討」 『日本教科教育学会学会誌』 47 (単著) 
5. 2024 論文  「The Effects of Pedagogical Phonetics:Synthetic Phonics in Remedial English Classes for First-Year University Students」 『和光大学表現学部紀要』 (24号),pp.33-46 (単著) 
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■ 学会発表
1. 2023/07 英語学習における自己効力感と宿題の効果についての分析(第47回関東甲信越英語教育学会)
2. 2022/11 ICTを用いた個別最適化学習と協働学習の成果と課題:教育格差を生まないために(第49回和光教研)
3. 2022/02 同時双方向型オンラインによる英語リメディアル授業分析(日本リメディアル教育学会関東甲信大会)
4. 2021/12 英語授業外学習に於ける家族のサポートに関する分析(第45回関東甲信越英語教育学会)
5. 2021/08 英語リメディアル学生の授業外学習に関する考察(日本リメディアル教育学会全国大会)
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経歴
■ 学歴
1. 早稲田大学大学院 教育学研究科 博士前期課程修了
■ 職歴
1. 2016/09~ 早稲田大学 兼任講師
2. 2013/04~2015/03 横浜商科大学 専任講師
3. 2008/04~2013/03 工学院大学 常勤講師
4. 2011/04~2013/03 帝京科学大学 非常勤講師
■ 現在の専門分野
英語教育 リメディアル教育 
■ 所属学会
1. 2009~ 日本リメディアル教育学会
2. 2021~ 日本教科教育学会
3. 2009~ 全国関東甲信越英語教育学会
■ 資格・免許
1. 高等学校教諭専修免許 外国語(英語)
2. 中学校教諭専修免許 外国語(英語)
社会活動
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2022  英語力格差を生まないための「授業外学習デザイン」構築の試み 競争的資金等の外部資金による研究 
2. 2005  高等学校における音声指導のあり方について:教育音声学の応用 競争的資金等の外部資金による研究 
■ 講師・講演
1. 2016 「小学校英語におけるコミュニケーション育成のあり方について」
2. 2016 「小学校英語教育の現状と課題について」
3. 2016 「初年次授業における<居場所づくり>の試みについて」
4. 2016 「コミュニケーション能力育成を目指す授業運営方針」
5. 2015 「Communication Strategiesを用いた授業の展開とその効果」
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■ 委員会・協会等
1. 2015/04~2017/03 文部科学省指定英語教育強化地域拠点事業 運営指導委員
2. 2012/04~2019/03 荒川区教育委員会英語教育検討委員会 委員
3. 2009/04~2019/03 荒川区教育委員会 英語教育チーフアドバイザー
4. 2006/04~2007/03 東京都墨田地区産業高等学校開設準備室 開設委員
■ 受賞学術賞
1. 2008 中村英語教育賞(英語教育)
2. 1984 天達賞(英語音声学)
3. 2024 英語学論文保存資料採択 (英語教育)
その他
■ 研究活動
専門は英語教育・リメディアル教育。言語と教育の関係性を視野に入れながら以下の分野を実践的に研究している。

①教育音声学:音声教育の現状を広く調査し以下の様な仮説検証型研究を行って改善案の提示を試みる。
・ 英語音声学の理論を教育現場に応用可能なシンプルな形にして提示し、Analytic Linguistic Approach を用いて指導した際、学習者のproduction とperception 能力にどの様な変容が現れるかを分析
・ モジュール形式で分散型リスニング学習を一定期間行った場合の、発音と発話意欲の向上効果を測定

②リメディアル教育:大学初年次に於ける英語教育リスタートのあり方について実践的研究を行う。アンケートやインタビューを通じて外国語学習阻害要因を分析し、学び直しの方策を検討するとともに、英語力格差に関する調査研究を進める。

現在は従来主として早期英語教育に於いて広く行われてきたsynthetic phonics 学習を大学に於ける初年次英語教育に導入し、音素認識力と文字認識力を明示的に指導することで学習者の意識や語彙習得ストラテジーにどのような変容がみられるのかを検証している。

③早期英語教育:小学校英語の授業を視察し、評価・分析・提言等を行っている。また、小学校教員の英語指導に関する意識調査を、諸問題解決の重要な資料と捉えて継続して行い、早期英語教育に関わる諸分野を分析している。
■ 和光大学リポジトリ
「Speech Instruction and Communicative Competence: Eliciting Learners' Speech in Remedial English Classes」Link