研究業績 |
■ 著書・論文歴
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 学内役職・委員
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■ 所属学会
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社会活動 |
■ 委員会・協会等
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■ 受賞学術賞
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その他 |
■ メールアドレス
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■ 教育活動
・1989年4月~2016年3月 宮城県内の公立中学校に保健体育科教員として勤務。生徒指導主事、進路指導主事などを担当する。
・2016年4月~ 和光大学現代人間学部身体環境共生学科に准教授として着任。
現在は,教職科目の「保健体育科教育法Ⅰ」を中心に、「スポーツ方法学実習」(器械体操1・陸上競技1)「現代社会と心身問題A・B」「発育発達論」「健康教育学」「身体環境共生論演習」「スポーツ文化(バレーボール)」「プロゼミ」等を担当している。中でも教育実習に関する実務的な指導に力を入れており、保健体育科教員を目指す学生たちと研鑽を積んでいる。
「保健体育科教育法」では、スポーツや体育科の歴史をはじめ、戦後の学習指導要領の変遷の歴史や保健体育科の「目的論」「内容論」「方法論」「評価論」「教材・教具論」の変遷と現在の考え方について講義を行っている。様々な実践例をもとに、実践記録から逆に指導案を起こすなど、授業構成の考え方、単元計画の作成、時間単位での指導案の作成などを、実践に即した講義を心掛けている。また、模擬授業でも個別の教材の研究法について具体的に提示し,教育実習等への準備を行っている。
専門教養科目の「現代社会と心身問題」では、現代社会の抱える諸問題が典型的に表れている「過労死・過労自殺」「いじめ」「東日本大震災」「虐待」などの諸問題を取り上げ、現代日本における心身の扱い、または身体観について講義を行っている。
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■ 研究活動
「体育科教育学」の中でも、特に「体育では何を教えるか」を中心に、「教科内容」研究に力を入れている。戦後の生活体育論を皮切りに、「系統主義」「体力主義」「たのしい体育」路線と続く流れの中で、1980年代から本格化した「教科内容」研究は、体育で教える中身(内容)を科学的に押さえるとともに、児童生徒の生活現実に対して学校体育は何が必要なのかを問う契機となっている。従前の体育では、教える内容が不明確であり、スポーツを教えてはいるがスポーツで何を教えているのかはほとんど明らかにされてこなかった歴史がある。「友達との関わり」や「公正な態度」など、周辺部分に関わる内容が強調される反面、中核部分である「教科内容」の探求は疎かにされてきた経緯がある。本当の意味で「科学化」するための条件が保健体育科ではなかったという反省のもとに、スポーツや運動文化における「教科内容」の中身を明らかにする研究が必要だと考えている。具体的には、サッカーをはじめとするフットボール系教材や陸上競技におけるリレー教材の再構成などを研究テーマに据えている。
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■ 和光3分大学
和光3分大学
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