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    (最終更新日:2024-06-27 08:25:26)
  クマガミ タカシ   KUMAGAMI Takashi
  熊上 崇
   所属   和光大学  現代人間学部 心理教育学科
   職種   教授
研究業績
■ 著書・論文歴
1. 2024 論文  離婚後共同親権に問題点はないのか 教育 936,21-28頁  
2. 2023 著書  「ケースで学ぶ司法犯罪心理学第2版〜発達・福祉・コミュニティの視点から」   (単著) 
3. 2023 著書  「中高生のソーシャルスキルトレーニング : 「話し合い活動」を取り入れた青年期の諸課題への対応」    
4. 2023 著書  「面会交流と共同親権」    
5. 2023 論文  共同親権や面会交流における子どもの心理的問題 こころの科学 228,2-7頁  
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
2. 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 博士後期課程修了
■ 職歴
1. 2018/04~ 和光大学 現代人間学部 心理教育学科 教授
2. 2013~ 立教大学 コミュニティ福祉学部 助教
3. 1994~2013 家庭裁判所 調査官
■ 現在の専門分野
キーワード:司法犯罪心理学、心理アセスメント、 発達障害心理学、災害復興の心理学 
■ 所属学会
1. 日本K-ABCアセスメント学会
■ 資格・免許
1. KABC-Ⅱ上級検査者
2. 公認心理師
3. 特別支援教育士 SV
社会活動
■ 社会における活動
1. FPIC(家庭問題情報センター)鑑定部 少年事件,刑事事件等の情状鑑定
2. 新座市いじめ問題対策連絡協議会 委員
3. 東京都教育庁 都立学校「自立支援チーム」派遣事業 統括スーパーヴァイザー
4. 東京都立豊島高校定時制課程 学校運営協議員会 委員
5. 東京都立六本木高校ほか 特別支援教育心理士(東京都教育庁)
■ 講師・講演
1. 「司法領域における発達障害の理解と支援」
2. 「心理検査のフィードバック」
3. 「心理検査のフィードバック」(相模原児童相談所、中野区児童相談所、特別区研修所)
4. 「認知・習得検査KABC-Ⅱについて」
5. 「発達症と司法的問題」
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■ 委員会・協会等
1. 一般社団法人図書文化協会 理事
■ 受賞学術賞
1. 2010/10 日本LD学会 研究奨励賞
その他
■ 教育活動
司法犯罪心理学;司法犯罪心理学は,テレビドラマのような推理物や犯人捜しではない。少年非行や犯罪行為は,その人個人の特性(知的能力,認知傾向)だけでなく,家庭環境や生活歴,社会的環境(学校,地域,職場)などを合わせてアセスメントを行い,さらにはその人の生活のソーシャルサポートを行うものである。この観点で,講義では具体的事例をもとに,事件の背景を理解し,どのようにサポートを行い,さらには予防的観点からどのような社会的政策が必要かを議論していく。
近著として,熊上崇「ケースで学ぶ司法犯罪心理学〜発達・福祉・コミュニティの視点から(第2版)」2023,明石書店に,少年事件や刑事事件,家事事件などの背景に見られる発達障害や福祉・コミュニティへの連携体制の構築についてまとめているので,ご一読されたい。
■ 研究活動
心理的アセスメント;心理的アセスメントとは心理テストのことではなく,面接技法や,その人の生活歴,家庭環境,社会的環境,知的能力,発達特性,認知的傾向などを総合的に情報収集するとともに,その人が社会で生きやすくなることを目的として,ソーシャルサポートや支援チームつくりまで含むものである。この観点から,特に心理アセスメントや心理検査の結果を,どのようにクライアントや支援チームにフィードバックするかの研究を行っている。
近著として,熊上崇・星井純子・熊上藤子編著「心理検査のフィードバック」2022,図書文化 に,心理検査のフィードバック面接,報告書の書き方,支援チームへの伝え方,支援体制構築,フィードバックの倫理などをまとめているのでご一読されたい。