研究業績 |
■ 著書・論文歴
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■ 学会発表
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 現在の専門分野
日本教育史, 教育学, 日本キリスト教史 (キーワード:日本教育史、教育学、日本キリスト教史)
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■ 所属学会
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■ 資格・免許
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社会活動 |
■ 社会における活動
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■ 講師・講演
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■ 委員会・協会等
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■ 受賞学術賞
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その他 |
■ 教育活動
2008年4月 北陸学院大学短期大学部食物栄養学科准教授着任
2012年4月 北陸学院大学人間総合学部幼児児童教育学科准教授就任
2015年4月 同大学幼児児童教育学科教授に昇格
2018年4月 和光大学現代人間学部心理教育学科教授に着任
担当科目は「教育原理」「教職概論」「初等教科教育法(社会)」「教育の思想」「教育学」「学校インターンシップ」A・B・C、「教職キャリア研究A」。また他大学非常勤で「道徳教育指導論」「教育課程論」を担当している。初等教育課程所属の学生の指導、特に小学校教育実習や幼稚園教育実習に関わる教育指導に携わっている。
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■ 国際学術交流
2006年8月21日から23日にかけて明治学院大学で開催された第5回東北アジア・キリスト教史学協議会の実行委員を務め、中国、韓国のキリスト教史研究者と研究交流をした。その他、第4回北東アジアキリスト教史協議会国際会議(The 4th International Conference of North East Asia Council of Studies of History of Christianity、韓国ソウル、レキシントンホテル、2005年8月26日)、The 7th International Conference of North East Asia Council of Studies of History of Christianity(中国武漢・華中師範大学、2009年8月25日)、International Symposium on Modern Chinese Higher Education in Global Perspective & 150th Anniversary of Tengchow College、中国・山東大学、2014年10月12日)で研究発表を行った。
2012年9月、金森俊朗氏のオランダ講演旅行に同行し、同国の学校教育の見学や同地教育者たちとの交流の機会を持った。
日本人留学生や学生交流に関する史料調査をアメリカ、ドイツ、フランス、イギリスで行い、現地の史料館や研究者とも交流の時を持った(2011年度~2017年度)。
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■ 研究活動
日本教育史の研究手法をベースとして、研究活動を展開している。研究テーマは大きく分けて3つある。
第一に、日本教育交流史・留学史。学位論文では1875(明治8)年に派遣が開始された文部省の留学生派遣制度の1940(昭和15)年までの変遷を追い、その目的の変容について考察した。この研究成果は拙著『近代日本海外留学の目的変容』(東信堂、2010年)で公表している。その後、2011年度から科学研究費により、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスで在外日本人学生に関する史料調査を行い、その成果を複数の論文で公表してきた。20世紀初頭の在米日本人学生の動向について明らかにした論文「20世紀初頭における在米日本人学生ネットワーク形成の背景と意義」(2016年)の他、アメリカの史料調査で成瀬仁蔵や湯浅八郎の新史料を発見し、それぞれ論文として公表している。
第二に、日本の教育実践史研究。戦前期から行われている生活教育、生活綴方教育、自由教育の教育実践や思想、戦後の民間教育運動に関わる歴史的研究を進めている。その成果として2017年に共著で『学び合う教室』(角川新書)を出版した。
第三に、日本キリスト教史研究にも携わっている。来日していた宣教師の史料を用いて、その人物史や特にキリスト教学校に関わる言動について考察した研究に取り組んできた。近年では共同研究の成果として『戦時下のキリスト教主義学校』(教文館、2017年)を刊行したり、論文「『ラマート事件』の真相と歴史的意義―キリスト教学校に与えた影響」(2016年)を発表したりして、研究成果を公開している。
これらの研究により、「自己」を見つめ直すこと、「教育」とは何か問うことを目指している。
また、2018年より東京都港区の教育史編纂に携わることになり、区内の公立学校を中心に史料の収集整理分析を行い、今後は執筆作業に入る予定である。
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