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    (最終更新日:2024-08-04 00:54:57)
  ハン インエイ   HAN Inae
  韓 仁愛
   所属   和光大学  現代人間学部 心理教育学科
   職種   准教授
研究業績
■ 著書・論文歴
1. 2024/06/24 著書  「保育所保育指針」と乳児保育の現状と課題-戦後、乳児保育の歴史から今を読み解く‐ 『子どもが主体として育つ乳児保育-実践から読み解く‐  (単著) 
2. 2024/03/19 論文  日韓の保育者養成課程に関する一考察 -教授内容から見る保育者像- 保育実習センター通信 (14) (単著) 
3. 2023/09/30 著書  乳児保育Ⅰ・Ⅱ-豊かな乳児保育をめざして-   (共著) 
4. 2023/04/15 著書  生活と健康~基本的な生活習慣の確立を目指して~ 『オンライン授業に対応 乳幼児の健康』 110-123頁 (共著) 
5. 2023/03/01 著書  第7章保育者の言葉かけを考える 『保育内容「言葉」と指導法』  (共著) 
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■ 学会発表
1. 2023/07/08 「親の育児能力を培う伝承的育児体験プログラムの提案と実践」(日本こども環境学会沖縄大会)
2. 2019/05 「戦後乳児保育における保育観と保育実践の変遷に関する一考察」(日本保育学会第72回大会)
3. 2017/05 「韓国標準保育課程における乳児保育の保育内容-基本的な生活習慣における内容を中心に-」(日本保育学会第70回大会)
4. 2016/05 「韓国家庭オリニジップの実態と現状-2012年全国保育実態調査を中心に-」(日本保育学会第69回大会)
5. 2015/05/09 「『たしかな力を育てる』にみる保育理論および保育計画2」(日本保育学会第68回大会)
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経歴
■ 学歴
1. 日本福祉大学大学院 社会福祉学研究科 社会福祉学専攻 博士後期課程単位取得満期退学
2. 2002/01
(学位取得)
日本福祉大学
■ 職歴
1. 2024/04~ 和光大学 現代人間学部 心理教育学科 准教授
2. 2018/04~2024/03 和光大学 現代人間学部 心理教育学科 講師
■ 現在の専門分野
保育学, 児童福祉学 (キーワード:乳児保育の歴史、子育て支援、保育者養成、保育実習) 
■ 所属学会
1. 日本こども環境学会
2. 日本福祉文化学会
3. 日本保育学会
4. 日本保育者養成教育学会
社会活動
■ 社会における活動
1. 2023/11 大田区糀谷保育園、公開保育「2歳児の保育環境」研修担当
2. 2023/07 大田区糀谷保育園、公開保育「2歳児の保育環境」研修担当
3. 2023~2024 東京保育問題研究会 監査委員
4. 2022/11 大田区大森西保育園、公開保育「1・2歳児の室内環境・人的環境」研修担当
5. 2022/11 大田区池上第三保育園、公開保育「子ども一人一人の願いが叶う環境づくり」研修担当
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2003/04~2004/03  日本と韓国における乳児保育の比較研究 機関内共同研究 
■ 講師・講演
1. 2023/10/22 赤ちゃんの生活とあそび2(成田市)
2. 2023/06/22 赤ちゃんの生活とあそび(市川市)
3. 2020/11 「子どもの遊びの理解と援助」の研修講師
4. 2020/04 「子育て支援サポーター養成講座(2020年度)」研修講師
5. 2019/12 「こころを育てる大田の保育~1歳児保育を学ぶ~」講演会講師
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■ 委員会・協会等
1. 2021/09~ 日本福祉文化学会 機関紙『福祉文化研究』査読委員
その他
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 教育活動
・2018年4月、和光大学現代人間学部心理教育学科に保育学担当の専任講師として着任。

・「乳児保育」「保育内容(健康)」「保育実習指導1(保育所)」などの授業を担当している。当教科の内容は、子ども一人ひとりの気持ちに寄り添い、成長発達を促していく保育者の資質育ちにつながっているため、学生自ら授業内容に主体者として取り組めるよう、グループワークによる学生意見の反映とその都度の授業内容について振り返りを行い、個々の気づきや発見が知識として身に付くよう心がけている。
また、保育所実習や幼稚園実習の事前・事後指導を通して、学内学習による保育者としての理論的な学びが実践できる力に繋げられるよう授業の工夫もしている。
その他、学科専門科目「子どもと家族の歴史」、全学共通教養科目「『親になること』とは」を担当している。
・青山学院女子短期大学の非常勤講師として「乳児保育演習」担当(2013年度~2020年5月)
・帝京短期大学、通信教育課程のスクーリング「乳児保育」担当(2019年度~現在)
・帝京短期大学、子ども学科「子どもと健康」「保育内容指導法(健康・環境)」担当(2021年度)
・大東文化大学、教育学部、領域「健康」の指導法を担当(2021年度~現在)
■ 国際学術交流
・2017年5月17日、韓国育児政策研究所、副研究委員、崔孝美氏・金アルム氏の研究、「多子女家庭の優待強化方案」について、都庁担当者への聞き取り調査に同行し、通訳を行った。
・2017年11月23日・24日、韓国延世大学教員、金明順氏・金知姸氏の研究、「児童のあそび政策を樹立するための政策研究」の一環で、川崎こども夢パーク・世田谷羽根木プレーパーク、幼保連携型認定こども園こどものもり(埼玉)に同行・視察し、通訳を担当した。
.2019年8月5日、韓国育児政策研究所、都南希氏の研究、「日本における少子化対策に関する見地調査」、幼保連携型認定こども園こどものもり(埼玉)、若盛正城理事長のインタービュ調査の通訳を担当。
・2021年10月2日、2021年韓国幼児教育学会国際学術大会、「保育理論と実践」の分科会座長(通訳含む)
・2023年9月23日、2023年韓国幼児教育学会国際学術大会、「保育者の資質と専門性」分科会座長(通訳含む)
■ 研究活動
今日まで取り組んできた主な研究は次の三つである。第一は、親・保育者・研究者が共に作りあげてきた日本の乳児保育の歴史について、戦前から1980年代までにおき、年代毎の乳児保育の保育政策や保育理論、そして、各時代に広げられた保育実践について、【A】子どもの保育を受ける権利と親の働く権利を同時に保障する視点から史的考察を行い続けている。今だからこそ、歴史の追究は今日の乳児保育が目指す視座を提示できる上、改めて必要性を実感している。
 第二は、今日の乳児保育実践に【A】を保障することを念頭に、基本的生活習慣の自立を含む3歳未満児における保育内容を研究し、現場の保育者研修や公開保育等の場を通して、乳児保育の質向上に尽力し、探究を続けている。
 第三は、韓国の幼稚園、オリニジップ(日本の保育所に当たる施設)および子育て支援の研究である。日本と韓国は文化が類似しているが上に保育事情の共通点が多い一方、国政の背景による相違点も多く存在し、それが保育政策に影響している。両国の異なる保育政策及び保育内容を比較することで、双方の保育及び子育て支援の課題解決になると考えられる。
■ 和光3分大学
和光3分大学Link