研究業績 |
■ 著書・論文歴
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■ 学会発表
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 所属学会
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その他 |
■ 教育活動
・2022年4月、和光大学表現学部総合文化学科に、日本近現代文学担当の講師として着任
総合文化学科において、日本の近現代文学と文化に関する授業を担当する。(2024年度は、「近現代の文学」、「世界の中の日本文学」、「日本文化の諸相」、「日本文化に分け入る」、「プロゼミ」等を担当)
授業では、「開かれた日本文学」を掲げ、一つの国、民族、言語などに閉じることなく、日本と世界のつながりや日本社会における様々の他者についての理解を深めていくことを目指す。他者との協働と共生は、正解のない営みであり、粘り強い不断の取り組みを要請する生きる姿勢そのものでもある。文学を通して他者との関わりについて学ぶことが、多様化する現代社会を生き抜く力の涵養につながることを願い、教育に取り組んでいる。
ゼミナールでは、日本近現代文学の多様性を探りながら、作品にあらわれる表象やイメージを、いかに読み解き、分析するかについて、さまざまな角度から学んでいく。文学をはじめとする芸術作品を研究する上で必要となる読む技術と書く技術の両方の習得を目指すと同時に、人種、民族、ジェンダーの描かれ方や、マイノリティや被差別者の表象に着目することで、日本社会における差別や偏見について、さらに抑圧に対する抵抗や自由についても、ともに考えていきたい。
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■ 研究活動
戦後日本文学における黒人表象について、主に比較文学比較文化研究の手法を用い、多角的な探究を行っている。探究の柱となるテーマは、大まかに以下の①~⑦に分けられる。
①日本文学の表象分析
「黒人」が登場する日本語で書かれた文学作品収集し、その黒人表象を分析する。
②「黒人文学」の翻訳
日本における「黒人文学」受容の様相を明らかにする。
③ 人種・民族表象
「ハーフ」や「混血児」を含む日本における人種や民族の表象を探る。
④基地表象
戦後日本文学に登場する「黒人」は、しばしば米軍基地に駐留する米兵であるため、日本文学における基地と米兵の表象史を明らかにする。
⑤アフリカ表象
日本におけるアフリカのイメージの変遷を探る。
⑥運動論
芸術運動・文学運動・社会運動・政治運動などの、戦後日本文学者が関わった諸運動と黒人表象の関係を探る。
⑦音楽を中心とする黒人文化受容
ジャズ、ソウル、ヒップホップ、レゲエなどの、いわゆる「ブラック・ミュージック」の日本における受容と、それが日本文学に与えた影響を探る。
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