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    (最終更新日:2024-07-30 12:38:06)
  キミシマ アヤコ   KIMISHIMA Ayako
  君島 彩子
   所属   和光大学  表現学部 芸術学科
   職種   講師
研究業績
■ 著書・論文歴
1. 2024 著書  大衆文化としての「日本画」と仏教―狩野芳崖《悲母観音》の事例から― 読んで観て聴く 近代日本の仏教文化 (大正大学綜合佛教研究所叢書)  (共著) 
2. 2024 論文  地蔵信仰における石と布―山形県村山地域における地蔵の被服調査から― 宗教と社会 (30) (単著) 
3. 2023 著書  「ピンクスパイダーの糸」、稲賀繁美編 『蜘蛛の巣上の無明――インターネット時代の身心知の刷新にむけて』  (共著) 
4. 2023 著書  「仏像としての《降誕の釈迦》」 『陽咸二展 混ざりあうカタチ』(図録)  (共著) 
5. 2022 著書  「仏像から考える日本の「宗教」と「美術」」伴野文亮・茂木謙之介編 『日本学の教科書』  (共著) 
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経歴
■ 学歴
1. 総合研究大学院大学(総研大) 文化科学研究科 博士後期課程修了 博士
■ 職歴
1. 2023/04~ 和光大学 表現学部 芸術学科 講師
2. 2021/04~2023/03 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員
3. 2020/04~2021/03 国際日本文化研究センター 博士研究員
■ 現在の専門分野
宗教学, 美術史 (キーワード:宗教学、物質宗教論、宗教美術史、近代仏教史、万博学) 
■ 所属学会
1. 「宗教と社会」学会
2. 戦争社会学研究会
3. 日本近代仏教史研究会
4. 日本宗教学会
5. 万博学研究会
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社会活動
■ 社会における活動
1. 2022~ 「仏像が誕生するとき」『地域寺院』(連載中)
2. 2020 「「新しい仏像」も守りたい」『大法輪』(全3回連載)
3. 2019 「近代仏像の成立と聖性」(全10回連載)
■ 研究課題・受託研究・科研費
1.   越境する日蓮主義の基礎研究-トランスナショナル・ジェンダー・スピリチュアリティ 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 
2.   近代仏像基礎資料集成―廃仏毀釈後から昭和戦前期まで― 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 
3.   東日本大震災後における仏像の役割―誰もが仏像を作れる時代の信仰のかたち― 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 
4.   領域横断的な万国博覧会史研究を通じた新しい戦後史叙述の可能性 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 
■ 受賞学術賞
1. 公益財団法人国際宗教研究所 第15回(公財)国際宗教研究所賞・奨励賞 (『平和祈念信仰における観音像の研究』)
2. 中外日報社 第15回涙骨賞 論文部門:本賞 (「現代の『マリア観音』と戦争死者慰霊―硫黄島、レイテ島、グアム島、サイパン島の事例から―」)
その他
■ researchmap研究者コード
R000003917
■ ホームページ
   https://kimishima.info
■ 科研費研究者番号
90875296
■ 教育活動
2023年4月 和光大学表現学部芸術学科に、文化史担当の講師として着任
芸術学科の「イメージを読む」、「宗教造形論基礎」、「信仰と文化」、「イメージの歴史」、「西洋美術史Ⅰ、Ⅱ」、「日本美術史Ⅱ」などを担当
■ 国際学術交流
[国際会議等における発表]
“The Maria Kannon in Modern Japan: Image of the Kannon and the Virgin Mary as War Memorial”, the XXI IAHR World Congress、University of Erfurt, August 28, 2015.
“The monuments of war and peace: the changing representations of Kannon in modern and contemporary Japan”, The 10th Annual Days of Japan at the University of Warsaw : War and Peace. Japan under Emperor Showa 1926-1989, Warsaw University, October 26, 2016.
「彫刻家、竹内久一と日蓮主義」第4回東アジア日本研究者協議会国際学術大会、國立臺灣大學、2019
■ 研究活動
「仏像」を中心に宗教的イメージを有する物質文化の社会的役割について学際的研究を試みている。具体的な研究課題として学位論文において研究成果をまとめた「近代以降の観音像」、近年積極的に調査をしている「地蔵の奉納物の調査」、「近代仏教における美術の関わり」などがある。また継続して続けている研究テーマとして、「東日本大震災の被災地における宗教の関わりに関する研究」、そして「博覧会史における宗教的造形物の役割に関する研究」がある。