ニイジマ ノリコ   Noriko Niijima
  新島 典子
   所属   動物看護学部 動物人間関係学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/05
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 「飼主の死生観と亡きペットの存在感-『家族同様』の対象を亡くすとは―」
執筆形態 単著
掲載誌名 『死生学研究』
掲載区分国内
出版社・発行元 東京大学大学院人文社会系研究科21世紀COE「死生学の構築」
巻・号・頁 (2006春),165-188頁
概要 現代社会においてペットが死んだ際、飼主の死生観へペットの存在感が及ぼす影響を見る為、喪失のつらさが発生し強化される相互作用過程の臨床社会学的分析を行っている。
飼い主自身がペットのことを「家族」とはかけ離れた存在だと解釈することで、ペットの存在感が変化し、ペットの死の受け入れが準備されていることが明らかにされている。また、多くの人によって無自覚に未定義のまま使われがちな「家族」という言葉の曖昧さ、多義性、可変性の大きさが示されている。
平成20年9月に東京大学に提出、現在審査中の、博士学位申請論文(甲)「題名:ペットの社会学的考察-現代日本社会における人と動物の関係性」 の一部を構成している。