タニグチ アキコ
  谷口 明子
   所属   動物看護学部 動物看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008
形態種別 学術雑誌
標題 Expression of SART-1 mRNA in canine squamous cell carcinomas
執筆形態 共著
掲載誌名 Journal of Veterinary Medical Science 70(12) P1333-1335, (2008)
概要 犬の扁平上皮癌は比較的よく見られる悪性腫瘍であり、部位によっては非常に予後が悪い。治療法としては、ヒトでは、外科、放射線、化学療法のほかに、ペプチドワクチン療法が注目されており、すでに扁平上皮癌拒絶抗原(SART-1)のノナペプチドを用いた治験が実施されている。この抗原は細胞障害性T細胞を誘導することが知られており、その腫瘍排除効果が期待されている。今回我々は、扁平上皮株化細胞(SQ-2)からSART-1のオーソログ遺伝子をクローニングした。さらに、ワクチン療法への応用の可能性を探るため、その一部のタンパク発現を確認した。